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ぶどう

ぶどう

ぶどう

ぶどう

ぶどう

学名

Vitis spp

青森県での生産量等

収穫量 3,170トン
(出典:農林水産省 果樹生産出荷統計 第1報 令和6年産日本なし、ぶどうの果樹面積、収穫量及び出荷量)
主な生産地: 南部町,三戸町,弘前市,鶴田町,平川市

栄養成分

可食部 100 g当たり
[生] エネルギー 58 kcal,水分 83.5 g,タンパク質 0.4 g,脂質 0.1 g,炭水化物 15.7 g,食物繊維総量 0.5 g,灰分 0.3 g
[干しブドウ] エネルギー 324 kcal,水分 14.5 g,タンパク質 2.7 g,脂質 0.2 g,炭水化物 80.3 g,食物繊維総量 4.1 g,灰分 1.9 g
(出典: 日本食品標準成分表 (八訂) 増補2023年)

特性

ぶどうはつる性の落葉植物で、紀元前3500年頃から栽培されています。ブドウ属の植物は数十種あり、品種によって果実の色や粒の大きさ、用途が異なります。果実の成長とともに色素が生成され、果皮の色によって赤系,黒系,白 (緑) 系の3つに大別されます。
生食用のぶどう品種は、赤系の「甲斐路」や「安芸クイーン」、黒系は「巨峰」や「ピオーネ」などが有名です。また、白系は「マスカット・オブ・アレキサンドリア」や「ロザリオ・ビアンコ」,「シャイン・マスカット」などが流通しています。
果実は、生食以外に干しぶどう、ワインやブランデーなどの原料に用います。日本で栽培されているワイン醸造に適した品種は、赤系の「甲州」や、高級白ワイン用品種の「ケルナー種」などです。

青森県では、津軽地方と県南地方で生産が盛んです。特に、津軽地方では黒系「スチューベン」が生産され、独特の芳香に加え糖度が高く、他品種より貯蔵性に優れているため高い評価を得ています。県南地方では気候特性の違いから「キャンベル・アーリー」、生食用の白系「ポートランド」や「ナイアガラ」が生産されています。赤系「サニールージュ」は種がなく食味が良いため、今後の生産が期待されます。

ぶどうにはポリフェノールが含まれますが、その含量は品種や栽培方法などにより異なります。

主な機能

抗酸化効果,動脈硬化の予防,血管の増強効果などが期待されます。

機能性成分

アントシアニン

アントシアニンは抗酸化作用を有するフラボノイドの一種で、多くの種類があります。赤〜紫色の色素成分で、pHによって色調が変化する特徴があります。
ぶどうの品種によりアントシアニンの含有量や組成は異なります。

ポリフェノール

ポリフェノールは分子内に複数のフェノール性水酸基を有する化合物の総称で、ほとんどの植物に含まれており、色素や渋味・苦味などに関与しています。抗酸化作用をもつ物質が多く、成分によって多様な生理活性が明らかにされています。
ぶどうはブルーベリーやカキなどとともにポリフェノールを多く含む果物で、部位別では種子が最も多く、次いで果皮、果肉の順になり、品種では赤系のぶどうに多く含まれています。

オリゴメリックプロアントシアニジン

オリゴメリックプロアントシアニジンは、ぶどうの種子やワインに多く含まれるタンニン類で、動脈硬化の予防,体内の酸化防止,糖尿病やその合併症予防,がん予防などの効果が期待されています。
※: タンニンは、タンパク質,アルカロイド,金属イオンと結合し、難溶性の塩を形成する水溶性化合物の総称です。ポリフェノール類の一種で、ガロタンニンなど加水分解されてポリフェノール成分が生成する加水分解型と、プロシアニジンなどの縮合型があります。粘膜のタンパク質を収斂するので渋味を感じさせます。

利活用、応用の方法、用途など

ぶどう果実は生食のほか、ワインやブランデーなどのアルコール飲料,ジュース,ゼリー,缶詰,レーズンなどの原料となります。青森県でのぶどう栽培は、生食用品種 (加工兼用含む) が主流ですが、最近はワイン製造も増え、加工用品種の栽培も行われています。

研究機関

地方独立行政法人 青森県産業技術センター
工業総合研究所 総務調整室
〒030-0142 青森市大字野木字山口221-10
TEL:017-728-0900 FAX:017-728-0903
県産素材機能性データベース (青森産技・弘前工業研究所)
こちらにも掲載されています。閲覧にはパスワードが必要なので、希望される方はリンク先のお問い合わせフォームからご登録いただくか、弘前工業研究所へご連絡ください (連絡先TEL: 0172-55-6740, メール: kou_hirosaki★aomori-itc.or.jp)(★は@に変更して送信してください)。

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