機能性食品とは
「機能性食品」とは、文部省(現文部科学省)特定研究「食品機能の系統的解析と展開(1984~1986年)」において、世界で初めて日本で定義された概念で、以下の食品の機能のうち、第3次機能を有する食品を「機能性食品」としました。
◯食品の機能 (引用:食品機能の制度と科学/清水俊雄 著/同文書院)
第1次機能 | 栄養機能 | 従来から研究が行われてきた、生きていく上で最低限必要である栄養素やカロリーを供給する機能 |
第2次機能 | 感覚機能 | 味や香りなどの感覚に関わり、美味しいと感じさせる機能 |
第3次機能 | 体調調節機能 | 生体防御、疾病の予防、疾病の回復、体調リズムの調節、老化抑制などの機能 |
青森県は、豊富な農林水産資源に恵まれ、特徴的な機能性を有するものが数多く存在し、県内の大学などの研究機関では、効能効果や利用方法など機能性に関する研究が盛んに行われています。
『青森県産機能性食品素材データベース』では、青森県内の大学や研究機関が研究している「機能性食品」の情報を、「青い森の食材研究会」が取りまとめ、その概要(栄養成分、生産量、特性など)、主な機能性成分の研究成果等を紹介しています。
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