学名
Asparagus officinalis var.altilis
青森県での生産量等
収穫量 364トン
(出典: 農林水産省 令和5年産野菜生産出荷統計)
主な生産地: 鰺ヶ沢町,田舎館村,藤崎町
栄養成分
可食部 100 g当たり (生)
エネルギー 21 kcal,水分 92.6 g,タンパク質 2.6 g,脂質 0.2 g,炭水化物 3.9 g,灰分 0.7 g
(出典: 日本食品標準成分表 (八訂) 増補2023年)
特性
アスパラガスはキジカクシ科の多年草です。
南ヨーロッパからウクライナにかけての国々が原産地で、日本には江戸時代にオランダ人によって伝えられました。主に鑑賞用でしたが、大正時代に北海道で食用としての栽培が始まりました。ホワイトアスパラガスやグリーンアスパラのほか、近年では、紫色の品種や生食できる品種もあります。
青森県では、鰺ヶ沢町,藤崎町,つがる市などで生産が盛んです。
アスパラガスにはビタミン,ミネラル等が豊富に含まれており、野菜の中ではアスパラギン酸 (アミノ酸),グルタチオン,タンパク質が多いのが特徴です。また、フラボノイド類のルチンも豊富に含まれています。
主な機能
血行促進,抗高血圧,抗酸化作用などが期待されます
機能性成分
アスパラギン酸
アスパラギン酸はアミノ酸※1の一つで、疲労回復や抵抗力を高める作用が期待され、栄養ドリンクの有効成分などにも用いられています。
※1: アミノ酸はタンパク質を構成する最小単位であるほか、体内での代謝やエネルギー生産など身体の機能に深く関わり、遊離した状態では食品の味にも関与しています。
グルタチオン
グルタミン酸,システイン,グリシンが結合したトリペプチド※2で、還元型は体内での抗酸化作用に役立ちます。レバーや赤貝などに多く、野菜ではアスパラガスやほうれん草に含まれます。
※2: ペプチドは、アミノ酸が2〜10個程度結合してできた化合物の総称で、タンパク質を加水分解することで得られます。ペプチドにはカルシウムの吸収促進,血圧降下に寄与するACE阻害活性,抗酸化性などの生理作用を持つものが知られています。
ルチン
ルチンはケルセチンにルチノースが結合したフラボノイド※3配糖体で、抗酸化作用があります。そばに多く含まれており、アスパラガスでは穂先に多いと言われています。
※3: フラボノイドは植物に含まれるC6-C3-C6化合物の一群を指し、ポリフェノール類の一種です。抗酸化作用をもつものが多く、LDLの酸化防止や降圧作用,糖代謝酵素阻害作用など生活習慣病の発症リスク低下に役立つと考えられている化合物も多いです。
利活用、応用の方法、用途など
茹でるほか、サラダ,てんぷら,フライ,ソテー,焼きびたしなどに調理されます。水溶性ビタミン類の損失を抑えるには、茹でるより焼く方が有用です。
サプリメントや健康食品、粉末を使った餅菓子,洋菓子,麺類等にも加工されています。
研究機関
- 国立大学法人弘前大学 弘前大学研究・イノベーション推進機構
- 青森県弘前市文京町1
- TEL:0172-39-3911
2025年11月2日 更新
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