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ブルーベリー

ブルーベリー

ブルーベリー

学名

Vaccinium ssp

青森県での生産量等

収穫量 73.0トン
(出典:農林水産省 平成22年産特産果樹生産動態等調査)

栄養成分 (出典:日本食品標準成分表2020年版 (八訂))

可食部100g当たり(生)
エネルギー 49Kcal、水分 86.4g、蛋白質 0.5g、脂質 0.1g、炭水化物 12.9g、灰分 0.1g

特性

ブルーベリーは、ツツジ科(Ericaceae)・スノキ属(Vaccinium)の小果樹で、原産地はアメリカ。スノキ属の植物は、主に北半球地域に自生している。

風味がよいと選ばれた濃い青紫色に熟す果実を総称して一般的にブルーベリーと呼んでいる。

ブルーベリーの品種を大別すると、ハイブッシュ系、ラビットアイ系、ローブッシュ系の3種がある。アメリカ、カナダ原産の種類から品種改良が始められ、温帯圏で広く栽培されるようになり、ブルーベリーの品種育成が行われている。

日本では、クロマメノキ、ナツハゼ、シャシャンボ などの野生種が自生する。

国内で栽培されている品種はアメリカ等海外で育成された品種が大半を占めているが、現在、農林水産省で品種登録が行われているブルーベリーは26種類ある。

ブルーベリーは、果実に溶解性や分子構造など物理化学的性質の異なる多種多様なポリフェノールを含んでいる。今まで見いだされたポリフェノールには、アントシアニジンのほか、タンニンの一種であるプロアントシアニジンやフラバノール、ケルセチン配糖体、フェノール酸などがある。

また、ブルーベリーは脂溶性抗酸化ビタミンであるビタミンEやA、水溶性抗酸化性ビタミンであるビタミンCも含有している。

さらに、ブルーベリーには食物繊維も多量に含まれており、その割合はキウイフルーツやリンゴよりも高いといわれている。

主な機能

視覚機能改善効果、抗酸化作用、整腸作用、便秘解消、大腸がんの予防に効果があるとされている。

機能性成分

アントシアニン

目の網膜には、ロドプシンという紫色の色素があり、これが光の刺激を受けたとき脳に信号を伝えて視覚を感じさせる。ロドプシンは強光や加齢、目の酷使によって分解され、減少する物質で、アントシアニンはロドプシンの再合成を補助する働きをする。

ブルーベリーは、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが非常に多く含まれているという特徴があるため、弱い光の中での視力を改善し、眼精疲労を回復する効果があると一般的に言われている。

アントシアニンの含有量や組成は品種により異なる。

サプリメント等に含まれるアントシアニンは栽培ブルーベリーではなく、北欧産のビルベリー(Vaccinum Myrtillus)に由来するものが多い。

ビルベリーはスカンジナビア半島から東部ヨーロッパに自生し、果皮だけでなく果肉にもアントシアニンが含まれ、含有量は栽培ブルーベリーよりかなり高い。

アントシアニンの視覚に対する効果は、摂取後4時間後から現れ、24時間後に消失するため、毎日継続して摂取することが望ましい。摂取量は果実にして1日に40g(20~30粒)~80g程度である。

ビタミンA

五大栄養素の1つであるビタミンは、体の調子を整えるのに欠かすことのできない栄養素で、13種類ある。水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンがあり、ビタミンAは脂溶性。

人において視覚、聴覚、生殖などの機能維持、成長促進、皮膚や粘膜などの上皮組織の正常保持、分化機構、タンパク質合成などの重要な役割に関与するとされている。

食物繊維

食物繊維は、ほとんど消化吸収されないので、体を構成する成分やエネルギーにはならないが、腸内の有害物質やコレステロールなどの排出を助けたり、便通をよくしたりする働きがある。

ブルーベリーは食物繊維が豊富で、その割合はキウイフルーツやリンゴ、バナナよりも高い。

利活用、応用の方法、用途など

ブルーベリーは果樹の中では樹が小さく栽培管理がしやすいこと、収穫が容易で観光果樹園にも適していることから、農作物として比較的取り組みやすい作目である。

生食だけでなくジャムなど加工品にも利用できるため、生産物の用途が広い。また、酵素処理を行うことで清澄果汁が得られるため、ワインなどの飲料やゼリーなどにも用途が拡大する。

ブルーベリーは他の果実に比較し搾汁効率が低く、得られる搾汁液の粘性も高いことから、加工用途はジャムなどに限られる。搾汁工程での搾汁前に液化(清澄)酵素処理することで、搾汁率が高まり、搾汁液の粘性が低下し、透明度も高まるため、用途が飲料やゼリーなどにも拡大する。使用する酵素は、ペクチナーゼ系酵素が好適である。通常、反応促進の目的で加温されるが、過度の加温は酵素の失活を招くので、温度管理は重要である。

研究機関

地方独立行政法人 青森県産業技術センター 工業総合研究所 総務調整室
〒030-0142 青森市大字野木字山口221-10
TEL:017-728-0900 FAX:017-728-0903
ブルーベリー

ブルーベリー

ブルーベリー

ブルーベリー

学名

Vaccinium ssp

青森県での生産量等

収穫量 73.0トン (出典:農林水産省 平成22年産特産果樹生産動態等調査)

栄養成分

可食部100g当たり(生) エネルギー 49Kcal、水分 86.4g、蛋白質 0.5g、脂質 0.1g、炭水化物 12.9g、灰分 0.1g (出典:日本食品標準成分表2020年版 (八訂))

特性

ブルーベリーは、ツツジ科(Ericaceae)・スノキ属(Vaccinium)の小果樹で、原産地はアメリカ。スノキ属の植物は、主に北半球地域に自生している。 風味がよいと選ばれた濃い青紫色に熟す果実を総称して一般的にブルーベリーと呼んでいる。 ブルーベリーの品種を大別すると、ハイブッシュ系、ラビットアイ系、ローブッシュ系の3種がある。アメリカ、カナダ原産の種類から品種改良が始められ、温帯圏で広く栽培されるようになり、ブルーベリーの品種育成が行われている。 日本では、クロマメノキ、ナツハゼ、シャシャンボ などの野生種が自生する。 国内で栽培されている品種はアメリカ等海外で育成された品種が大半を占めているが、現在、農林水産省で品種登録が行われているブルーベリーは26種類ある。 ブルーベリーは、果実に溶解性や分子構造など物理化学的性質の異なる多種多様なポリフェノールを含んでいる。今まで見いだされたポリフェノールには、アントシアニジンのほか、タンニンの一種であるプロアントシアニジンやフラバノール、ケルセチン配糖体、フェノール酸などがある。 また、ブルーベリーは脂溶性抗酸化ビタミンであるビタミンEやA、水溶性抗酸化性ビタミンであるビタミンCも含有している。 さらに、ブルーベリーには食物繊維も多量に含まれており、その割合はキウイフルーツやリンゴよりも高いといわれている。

主な機能

視覚機能改善効果、抗酸化作用、整腸作用、便秘解消、大腸がんの予防に効果があるとされている。

機能性成分

アントシアニン

目の網膜には、ロドプシンという紫色の色素があり、これが光の刺激を受けたとき脳に信号を伝えて視覚を感じさせる。ロドプシンは強光や加齢、目の酷使によって分解され、減少する物質で、アントシアニンはロドプシンの再合成を補助する働きをする。

ブルーベリーは、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが非常に多く含まれているという特徴があるため、弱い光の中での視力を改善し、眼精疲労を回復する効果があると一般的に言われている。

アントシアニンの含有量や組成は品種により異なる。

サプリメント等に含まれるアントシアニンは栽培ブルーベリーではなく、北欧産のビルベリー(Vaccinum Myrtillus)に由来するものが多い。

ビルベリーはスカンジナビア半島から東部ヨーロッパに自生し、果皮だけでなく果肉にもアントシアニンが含まれ、含有量は栽培ブルーベリーよりかなり高い。

アントシアニンの視覚に対する効果は、摂取後4時間後から現れ、24時間後に消失するため、毎日継続して摂取することが望ましい。摂取量は果実にして1日に40g(20~30粒)~80g程度である。

ビタミンA

五大栄養素の1つであるビタミンは、体の調子を整えるのに欠かすことのできない栄養素で、13種類ある。水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンがあり、ビタミンAは脂溶性。

人において視覚、聴覚、生殖などの機能維持、成長促進、皮膚や粘膜などの上皮組織の正常保持、分化機構、タンパク質合成などの重要な役割に関与するとされている。

食物繊維

食物繊維は、ほとんど消化吸収されないので、体を構成する成分やエネルギーにはならないが、腸内の有害物質やコレステロールなどの排出を助けたり、便通をよくしたりする働きがある。

ブルーベリーは食物繊維が豊富で、その割合はキウイフルーツやリンゴ、バナナよりも高い。

利活用、応用の方法、用途など

ブルーベリーは果樹の中では樹が小さく栽培管理がしやすいこと、収穫が容易で観光果樹園にも適していることから、農作物として比較的取り組みやすい作目である。

生食だけでなくジャムなど加工品にも利用できるため、生産物の用途が広い。また、酵素処理を行うことで清澄果汁が得られるため、ワインなどの飲料やゼリーなどにも用途が拡大する。

ブルーベリーは他の果実に比較し搾汁効率が低く、得られる搾汁液の粘性も高いことから、加工用途はジャムなどに限られる。搾汁工程での搾汁前に液化(清澄)酵素処理することで、搾汁率が高まり、搾汁液の粘性が低下し、透明度も高まるため、用途が飲料やゼリーなどにも拡大する。使用する酵素は、ペクチナーゼ系酵素が好適である。通常、反応促進の目的で加温されるが、過度の加温は酵素の失活を招くので、温度管理は重要である。

研究機関

地方独立行政法人 青森県産業技術センター 工業総合研究所 総務調整室
〒030-0142 青森市大字野木字山口221-10
TEL:017-728-0900 FAX:017-728-0903

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