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カシス

カシス

カシス

学名

Ribes nigrum

青森県での生産量等

収穫量 11.4トン
(出典:農林水産省 平成25年産特産果樹生産動態等調査)
主な生産地:青森市、七戸町、十和田市

栄養成分(出典:日本食品標準成分表2020年版 (八訂))

可食部100g当たり
エネルギー 59Kcal、水分 82.3g、蛋白質 1.6g、脂質 0.0、糖質 10.8g、食物繊維 4.5g、灰分 0.8g、カリウム 293mg、ビタミンA (レチノール当量)、α-カロテン 検出せず β-カロテン 73μg、総アスコルビン酸 125mg、ビタミンE 2.1mg、クエン酸 3.69g、リンゴ酸 0.11g

特性

ユキノシタ科スグリ属フサスグリ亜属に分類される。「カシス」はフランス語読みで、和名は「クロフサスグリ」である。ビタミンCやアントシアニンが豊富で、欧米では昔からジャムや果実酒などに広く使われている。高さ2mくらいの落葉の灌木で、ニュージーランドや北欧など、寒い地方に生息する。日本では6~8月に、直径1cm弱の実をつける。実は果肉まで濃い紫色で、爽やかな酸味と芳香が特徴である。

青森市は、全国の約7割という日本一の生産量を誇るが、本格的に日本で栽培を始めたのは、昭和40年に弘前大学の望月教授がヨーロッパより取り寄せたのが始まりである。(生産量の大半を占める「あおもりカシス」は、2015年12月に地理的表示保護制度登録第1号となった。)

ブルーベリーと比べて単位重量あたりの栄養価が高く、動脈硬化や脳梗塞を防ぐポリフェノールは2倍、アントシアニンは3倍多く含み、抗酸化力も高い。近年では、カシスによって、毎年流行しているA型インフルエンザウイルス、B型インフルエンザウイルスの98%以上を不活性化できることがわかっている。

主な機能

 血糖値低下作用、血圧低下作用、血中コレステロール低下作用、糖尿病性神経障害の予防・治療、関節リウマチ改善効果、女性特有の疾患改善効果、皮膚トラブルの改善効果、末梢の血流改善効果、肩こり改善効果、冷え性改善効果、「クマ」の改善効果、「ピントフリーズ現象」改善効果、眼精疲労改善効果、鉄分の吸収促進作用、ビタミンEの酸化予防効果、抗変異原性(DNA損傷や染色体異常、突然変異を抑制する効果)

機能性成分

リノレン酸

カシスの種子から採れる油(オイル)には、必須脂肪酸であるガンマリノレン酸(GLA)が多量に含まれている。このオイルは、母乳やボラージオイル、カシス、月見草油などにしか見出されていない、とても貴重な成分である。

血糖値を下げる、血圧を下げる、血中コレステロールを下げる等の基礎的な効果をはじめ、糖尿病性神経障害の予防・治療、関節リウマチ、女性特有の疾患や、乾燥肌等の皮膚のトラブルにも効果を発揮する。

カシス油の成分は、オメガ6(リノール酸(約45%)、ガンマリノレン酸(約15%))が約60%、オメガ3(アルファリノレン酸)が約15%含まれている。世界保健機構(WHO)によると、オメガ6油とオメガ3油を4:1の割合で摂るのが良いと報告されており、カシス油に含まれる成分割合と一致している。

カシス油に含まれるガンマリノレン酸(GLA)は、体内でプロスタグランジンに変換され、体の機能に必要不可欠な様々な生理活性をもっている。

ポリフェノール

ポリフェノールは、ほとんどの植物に含まれている色素や渋み・苦みの成分のことで、抗酸化作用を有する化合物群である。

カシスに含まれる「カシスポリフェノール」は、末梢の血流を改善する効果が確認されている。肩こりや冷え性に効果が期待できるだけでなく、顔面の血流も向上させ、目の下の「クマ」の解消も期待できる。

アントシアニン

アントシアンニンは「ポリフェノール」の中でも有色野菜や果物の赤紫色を構成する色素成分である。

「カシスアントシアニン」には、「ピントフリーズ現象」を改善するはたらきがある。これは、眼精疲労の改善を示すもので、現在目に良いとうたわれているブルーベリーにはない、注目すべき効用である。また抹消血流を活発にさせるはたらきにより、筋肉のコリをほぐす効用も確認されている。特に目や腰に対しては、摂取することでパソコン使用後の疲労具合を軽減させることが明らかになっている。

カシスに含まれるアントシアニンは、抗酸化力に優れているデルフィニジン配糖体(デルフィニジン-3-ルチノシドとデルフィジン -3-グルコシド)、シアニジン配糖体(シアニジン-3-ルチノシドとシアジニン-3-グルコシド)の4種類である。特にデルフィニジン-3-ルチノシドとシアニジン-3-ルチノシドはカシス特有の成分で、ブルーベリーやビルベリーなどには含まれていない。

ビタミンC

ビタミンCは、コラーゲンを作る働きがある。コラーゲンは肌づくりの「セメント役」で、肌をきめ細やかに美しくするだけでなく、肌の損傷があれば治りを良くする。ほかにも、鉄分の吸収を促進したり、ビタミンEの酸化を予防する作用がある。

カシスには、オレンジの2倍のビタミンCが含まれている。ビタミンCは、体内で作り出す事は出来ないため、日常の飲食物から定期的に摂取する必要がある。

利活用、応用の方法、用途など

ジャムや飴、ケーキなどのお菓子、ジュース、お茶、ワインなどの食品や、視覚改善、抗酸化作用、血流改善をサポートするためのサプリメントなどに加工されている。

研究機関

国立大学法人弘前大学 弘前大学研究・イノベーション推進機構
青森県弘前市文京町3
TEL:0172-39-3176

独立行政法人国立高等専門学校機構 八戸工業高等専門学校
八戸市田面木字上野平16-1
TEL:0178-27-7223
カシス

カシス

カシス

カシス

学名

Ribes nigrum

青森県での生産量等

収穫量 11.4トン (出典:農林水産省 平成25年産特産果樹生産動態等調査) 主な生産地:青森市、七戸町、十和田市

栄養成分

可食部100g当たり エネルギー 59Kcal、水分 82.3g、蛋白質 1.6g、脂質 0.0、糖質 10.8g、食物繊維 4.5g、灰分 0.8g、カリウム 293mg、ビタミンA (レチノール当量)、α-カロテン 検出せず β-カロテン 73μg、総アスコルビン酸 125mg、ビタミンE 2.1mg、クエン酸 3.69g、リンゴ酸 0.11g (出典:日本食品標準成分表2020年版 (八訂))

特性

ユキノシタ科スグリ属フサスグリ亜属に分類される。「カシス」はフランス語読みで、和名は「クロフサスグリ」である。ビタミンCやアントシアニンが豊富で、欧米では昔からジャムや果実酒などに広く使われている。高さ2mくらいの落葉の灌木で、ニュージーランドや北欧など、寒い地方に生息する。日本では6~8月に、直径1cm弱の実をつける。実は果肉まで濃い紫色で、爽やかな酸味と芳香が特徴である。 青森市は、全国の約7割という日本一の生産量を誇るが、本格的に日本で栽培を始めたのは、昭和40年に弘前大学の望月教授がヨーロッパより取り寄せたのが始まりである。(生産量の大半を占める「あおもりカシス」は、2015年12月に地理的表示保護制度登録第1号となった。) ブルーベリーと比べて単位重量あたりの栄養価が高く、動脈硬化や脳梗塞を防ぐポリフェノールは2倍、アントシアニンは3倍多く含み、抗酸化力も高い。近年では、カシスによって、毎年流行しているA型インフルエンザウイルス、B型インフルエンザウイルスの98%以上を不活性化できることがわかっている。

主な機能

 血糖値低下作用、血圧低下作用、血中コレステロール低下作用、糖尿病性神経障害の予防・治療、関節リウマチ改善効果、女性特有の疾患改善効果、皮膚トラブルの改善効果、末梢の血流改善効果、肩こり改善効果、冷え性改善効果、「クマ」の改善効果、「ピントフリーズ現象」改善効果、眼精疲労改善効果、鉄分の吸収促進作用、ビタミンEの酸化予防効果、抗変異原性(DNA損傷や染色体異常、突然変異を抑制する効果)

機能性成分

リノレン酸

カシスの種子から採れる油(オイル)には、必須脂肪酸であるガンマリノレン酸(GLA)が多量に含まれている。このオイルは、母乳やボラージオイル、カシス、月見草油などにしか見出されていない、とても貴重な成分である。

血糖値を下げる、血圧を下げる、血中コレステロールを下げる等の基礎的な効果をはじめ、糖尿病性神経障害の予防・治療、関節リウマチ、女性特有の疾患や、乾燥肌等の皮膚のトラブルにも効果を発揮する。

カシス油の成分は、オメガ6(リノール酸(約45%)、ガンマリノレン酸(約15%))が約60%、オメガ3(アルファリノレン酸)が約15%含まれている。世界保健機構(WHO)によると、オメガ6油とオメガ3油を4:1の割合で摂るのが良いと報告されており、カシス油に含まれる成分割合と一致している。

カシス油に含まれるガンマリノレン酸(GLA)は、体内でプロスタグランジンに変換され、体の機能に必要不可欠な様々な生理活性をもっている。

ポリフェノール

ポリフェノールは、ほとんどの植物に含まれている色素や渋み・苦みの成分のことで、抗酸化作用を有する化合物群である。

カシスに含まれる「カシスポリフェノール」は、末梢の血流を改善する効果が確認されている。肩こりや冷え性に効果が期待できるだけでなく、顔面の血流も向上させ、目の下の「クマ」の解消も期待できる。

アントシアニン

アントシアンニンは「ポリフェノール」の中でも有色野菜や果物の赤紫色を構成する色素成分である。

「カシスアントシアニン」には、「ピントフリーズ現象」を改善するはたらきがある。これは、眼精疲労の改善を示すもので、現在目に良いとうたわれているブルーベリーにはない、注目すべき効用である。また抹消血流を活発にさせるはたらきにより、筋肉のコリをほぐす効用も確認されている。特に目や腰に対しては、摂取することでパソコン使用後の疲労具合を軽減させることが明らかになっている。

カシスに含まれるアントシアニンは、抗酸化力に優れているデルフィニジン配糖体(デルフィニジン-3-ルチノシドとデルフィジン -3-グルコシド)、シアニジン配糖体(シアニジン-3-ルチノシドとシアジニン-3-グルコシド)の4種類である。特にデルフィニジン-3-ルチノシドとシアニジン-3-ルチノシドはカシス特有の成分で、ブルーベリーやビルベリーなどには含まれていない。

ビタミンC

ビタミンCは、コラーゲンを作る働きがある。コラーゲンは肌づくりの「セメント役」で、肌をきめ細やかに美しくするだけでなく、肌の損傷があれば治りを良くする。ほかにも、鉄分の吸収を促進したり、ビタミンEの酸化を予防する作用がある。

カシスには、オレンジの2倍のビタミンCが含まれている。ビタミンCは、体内で作り出す事は出来ないため、日常の飲食物から定期的に摂取する必要がある。

利活用、応用の方法、用途など

ジャムや飴、ケーキなどのお菓子、ジュース、お茶、ワインなどの食品や、視覚改善、抗酸化作用、血流改善をサポートするためのサプリメントなどに加工されている。

研究機関

国立大学法人弘前大学 弘前大学研究・イノベーション推進機構
青森県弘前市文京町3
TEL:0172-39-3176

 

独立行政法人国立高等専門学校機構 八戸工業高等専門学校
八戸市田面木字上野平16-1
TEL:0178-27-7223

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